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2009年04月26日

● 『Sg』の完成!

 昨日4/25(土)に行われました『Sg』のオープンハウス、雨降りしきる中、多数の方にお越しいただき、誠に有り難うございました。御来場いただきましたお客様、皆様にきちんと御対応したかったのですが・・・当方の不行き届きの対応もあったかと思いますが、大変失礼いたしました。

 明けて今日日曜日、BOSSは日曜日恒例の早朝ランニング35km走をこなしてから〜ヘロヘロの足取りで〜11時頃事務所に日曜出勤。ゴソゴソと書類準備して→『Sg』へでかける。本日は、いよいよお施主様への建物お引き渡しです。

 施主様への建物お引き渡しの儀式?は、まず「工事完了報告書・業務完了書」等々、形式ばった?と言っちゃあ国交省のお役人に怒られちゃますが、いろいろあるんです、書類の調印が・・・。それらを、ひと通りお施主様の御説明申し上げて→それから、お施主様への「建物の使用説明」にはいります。これが、またイロイロあるんです。なにしろ今どきの最新型の設備機器ばかりですから、デジタルのコンパクトではあるが、無茶苦茶多機能な製品が多いんです。そんなこんなで、お施主様への「建物の使用説明」だけでも2時間ぐらいはかかっちゃいます。

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写真をクリック→拡大表示→画像右端をクリックで頁が開きます。

 午後からは、青空も広がり出し絶好の写真撮影日和になりました。やっぱ、「CG」よりは「建物本物の写真」のほうがイイってもんです、あったり前ですが・・・。さらに、「建物本物の写真」よりも、もっと「建物本物」の空間の方がイイってもんです、アッタリ前です。


2009年02月14日

● アーキスタジオ新作

アーキスタジオ新作の御紹介。

スタッフのitoが取り組んでいる二世帯住宅。たまには、アーキスタジオお得意の「白い箱」から抜け出して??”三角屋根に黒っぽい外壁”に取り組んでいます。ウチの作品としては、久し振りの”外壁ガルバリウム鋼板一文字張り仕上”。外壁仕上げてくださる板金職人にとってはやりがい?のある職人仕事・・・いまから、10年も前の頃は腕の良い板金職人さんも健在だったが、本来の板金仕事もめっきり少なくなってしまった昨今、、果たしてどうなることやら。

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建物の構成は、長〜いアプローチに導かれた玄関(親・子世帯共有)。1階は和室仕立ての親御さん世帯。2階に、象徴的な三角屋根の空間からなる子世帯の住まいになっています。まぁ、二世帯住宅つきものの「イロイロな葛藤」を乗り越えて?親世帯・子世帯つかず〜離れず、ビミョ〜な距離感が大切です。


2008年12月10日

● Villa 森の別荘

またまた、アーキスタジオ新作の御紹介。

 某所に建つ「Villa = 別荘」。森に囲まれた深緑の地に建ちます。外観は水平ラインを強調したスタイリッシュなデザイン。アーキスタジオのいつもの真っ白け仕上ではなく・・・ベージュ色の珪藻土左官仕上に割肌仕上の御影石張り等々、、、。セキュリティの都合上、外観には一切の生活感をださない。

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 室内は、大理石張りの床、木質の素材感、内装の珪藻土仕上などでまとめられ、周囲の自然と内部空間を心地よく繋ぐことに主眼をおいています。最近のウチの作品としては多様な素材を用いていますが、それらの要素を充分に咀嚼したディテールでつくりこむつもり。廻りの緑溢れる環境とあいまって、それらの総体から生まれる適度な緊張感、繊細さと重厚のバランスが、この建築に品格を与え、自然との調和による居心地良い空間となることを願っています。


2008年12月05日

● 新規Project

新規Projecrの御紹介。

只今、計画中の住宅。既存のオーナー店舗横に、二世帯住宅の新築計画です。

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 既存のオーナー店舗はそのままにして、店舗玄関回りのお庭は多少手をいれさせていただく。その上で、ウチで設計させて頂く住宅を目立たせずに、店舗の存在感をより引き立たすことができるか?がとっても思案のしどころです。担当はスタッフのito。

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 既存の店舗駐車場と新設の住宅棟の境は杉板型枠コンクリート打ち放し塀で囲われます。新設の住宅棟は、親御さん世帯と息子さん世帯が左右に分れた総平屋建ての構成です。住宅の内部空間は、いつもの通り?中庭ありぃ〜の、ウッドデッキありぃ〜の、アーキスタジオお得意のコートハウス的な構成です。itoが創り出す計画案、最近なんだか絶好調!ってか?・・・。

2008年11月29日

● 本業の仕事ネタ

たまには、本業の仕事ネタ。

 世の中、どうしようもないくらいのの不景気風、その責任の半分以上は官製不況・政治不況があるんじゃあないのぉ?って、Primeministar殿に申し上げたくもなりますが・・・BOSSもうかうかしてはいられない心境です。

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 某所に、現場着工中の「地階+地上3階建て」の住宅。クライアントさんはBOSSと同年代のお方。このブログの音楽ネタに共感?して下さいました。クライアントさん曰く「好きな音楽で、アリスやらクイ〜ンが好きだって書いていたら、片岡さんに声掛けなかった・・・ポールロジャースのハナシは、よ〜分かるわぁ」とのこと、クライアントさんと設計屋の関係っていうのは、お互い感性が合うっていうことも重要、ってモンです。

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 敷地の南側一帯は、某緑地が広がったなだらかな傾斜地。最上階の3階にリビングダイニングを設けてあり、そこからの眺めは抜群になります。クライアントさんは、その3階に設けたテラスでワイン飲んで〜好きな音楽聞いて〜ハンモック吊るして昼寝して・・・(←3階テラスでのハンモックは、アブナイしぃ、高度感があり過ぎでコワイですよぉ、って促す設計屋)。

 1階の玄関ホールから3階まで連なる吹抜けの階段は、アーキスタジオお得意の軽やかなハネダシ階段で構成されています。1階レベルでは、隣地に対しては閉鎖しつつも、自らの室内からは中庭と一体になった広々とした内部空間となっています。
 
 只今、エッチラおっちらと地下工事が着々と進行中。完成は来年の春ごろの予定、早く春がこないかなぁ〜と待ち遠しい今日この頃です。

2008年11月06日

● 没!作品

 没!の住宅計画案(画像クリックしてみて)である・・・甚だ、残念である。
この案の作成者はスタッフのito。彼の、創作能力もあがってきて・・・BOSSもうかうかしていられない?ってか?

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※写真をクリックしてください


 名古屋市郊外の地方都市、商業地域で敷地面積は35坪。敷地条件的には結構厳しいのですが・・・こういった敷地のほうが、結構面白い案ができたりもする、やりがいはあるってモンです。必然的に、廻りの建物からは覗き込まれないように苦心惨憺、タテ型指向の空間構成になっています。

 左の案が3階建て案、1st-PLANです。外観は、四角い開口部のみ。中3階レベルに設けられた中庭デッキに面して、スキップフロアーのリビング・ダイニグルーム、2階〜3階へはガラスの階段でつなげています。室内へは、この中庭デッキを介して採光や通風を取り込んでいます。外観からは、伺い知れない愉しい建築空間に仕立てられています。

 右の案が4階建て案、2nd-PLANです。こちらの外観は、道路に面してバルコニーを設けた案。道路に面したバルコニーには、外部からの視線の遮蔽と通風確保のためのアルミルーバーを設けています。こちらの案は、2階レベルに主寝室等、3階レベルにスキップフロアーのリビング・ダイニグルームを設け、子供室を4階レベルにもってきています。前案に比べて、3階レベルのリビング・ダイニグルームの居心地があがっているように思います。

1st-PLAN、2nd-PLANともそれぞれ個性的な案、それぞれ違った魅力があります。

 ウチの事務所では、お客様へのプレゼン時、ほぼ2回に1回の割合でCGパースを用いて計画案の設計説明を行います。

 それでもだぁ・・・営業上、没!ってしまえば、ただの絵に描いた餅 (ioi)...である。担当のitoは落ち込むこと、この上なし・・・。

まぁ、元気だせや、ito ....。

そいでもって、だれか、誰か、↑この案実現してくださいませんか??実現してくださるクライアント様、大募集中!です。

2007年04月11日

● 『Tj』が完成・・・

 おかげさまで『Tj』が完成した。担当のitoには、計画着手当初から携わってもらったワケだが・・・彼にとっては、ウチにきてから初めての担当物件、BOSSに散々シゴキまくられて完成したワケでもある。モノゴト、堪えて忍んで我慢して粘り強くして、建築完成した暁に、設計屋として成長できたと思えれば、コト幸いである。

 設計屋稼業、自分達の考えた建築が実際にできあがることには大変な喜びを感じる。それは、あくまでもクライントさんからの依頼とクライアントさんからの信頼・期待(と不安?)があってこそのハナシ。毎度毎度、クライアントさんには感謝するばかり、の思い。設計屋がいくら優れた建築を考えても、それをCGや図面 にどんなに美しく表現しても、実際に「建築」として完成できなければただの「絵に描いた餅」。

(↓写真クリックde拡大表示です)

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 今回は「杉板型枠コンクリート打ち放し」というのもやってみた。この型枠工事、実際に組み立てて造ってくれたのが、お笑い現場監督コンビのHy氏とTt君。彼ら現場監督は、このくらいの現場仕事は♪ヒョイヒョイ♪と(型枠大工さんに頼ることもなく)こなしてしまう、誠に貴重な存在である。おかげで、「杉板型枠コンクリート打ち放し」もうまく仕上がり、真っ白い外壁とラフな質感のコンクリートの対比が面白いファサードに仕上がった。

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 造園工事は、毎度の「造園家・新村チーム」。今回は、ファサードには「ヤマモミジ」に「オトコヨウゾメ」、「シャシャンボ(?)」とやら・・・裏庭が、珍しく「シマトネリコ」に、毎度の「オリーブ」ときたもんだ。相変わらず植栽の種類が多い。でもって、建築屋のワタシにとしては、十年近く経っても、未だに植えられた木と名前が一致しない・覚えられない・・・。新村氏もお庭が完成後、ちゃ〜んと木々に名前札つけてくれるが・・・時々、名札付けわすれたりもする。困ったもんだ。


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