【2003.02.18・・・No.14 ◎レンズ豆◎・・・】

 また愛読者様からの「かんそうぶん」の(勝手に)ご紹介。今日は悩めるインテリワーキングウーマンの方からのお便り。彼女はレンズのようなま〜るいメガネ・・・ではなくて、四角いメガネかけて、いつもおも〜いトートバッグに営業ネタいっぱいつめこんで、えっちらおっちら歩いてきます。世間の風も冷たい?けれども、応援してます、頑張ってください。

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 「片岡さんのツブヤキ」をみていたらお腹が減ってきたのでこれを書いたら帰ります。
たまたま夜中にTVドイツ語講座をみてて簡単でレンズまめというものに興味を持ち、簡単でおいしくてはまってしまったレンズまめのスープの作り方をご紹介します。


こんな感じかなぁ・・・

※材料:セロリ、ベーコン、にんじん、バター、ジャガイモ、(たまねぎ)、(ウィンナー)、ブイヨンかコンソメ(TVではどちらを入れていたのか覚えていない、けれどもどちらもおいしい)、黒粒胡椒
※ 作り方 :
1.野菜は全部細かく切る
2.バターをいれ、ベーコンをいためる→たまねぎを入れるのであればベーコン入れる前に透明になるまで炒める。
3.野菜を入れて炒める(ジャガイモはまだ入れない)。
4.水を入れて煮込む。
5.野菜が柔らかくなったら洗ってざるにあげているレンズ豆とジャガイモを入れて煮込む。
6.しばらく煮たらブイヨンかコンソメと黒胡椒を入れて煮込む。
7.TVでは最後のほうに細かく切ったウィンナーを入れていたように思う。
※ 間違えた作り方かもしれませんが 豆が入っているのでスープだけでかなりお腹がいっぱいになるし、ヘルシーでおすすめです。 レンズ豆は本山の松坂屋ストアの1階のフォルテワンに売っています。 次は季節外れだけど 夏にはまっていたゴーヤチャンプルをお伝えします。
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 「レンズ豆のスープ」はつくったことないもんで、一応参考レシピはこちらコッチの方もおいしそうだった。 「ゴーヤチャンプル」は夏の間の私の昼弁当の定番メニュー、夏になりゃあ、毎日毎日ゴーヤだった。あれは苦いのがクセになり飽きがこない、不思議と。実家のおやじも畑でゴーヤつくって、実になりゃあ届けてくれる。ありがたいもんだ。 「ゴーヤチャンプル」には「沖縄島豆腐」がかかせないが(なければ固く水切りした木綿豆腐←必殺技=電子レンジでチィ〜ン)、最近の沖縄ブームで名古屋市近郊でも手に入る。我が家は春日井サティのなかの沖縄ショップで買ってくる。あと、豚肉もかかせないが、できれば豚バラブロックが欲しい(サイコロに切ったカレーシチュー用スネ肉ってやつじゃダメだ!)・・・が、少量 ブロックはスーパーに売っていなくて困る。なんで、スーパーでも肉屋でも手軽に「ブロック肉」や「ブロックベーコン」買えないのか?あるのは薄っぺらいスライスもんばっか!肉料理はスキヤキとベーコンエッグばっかりじゃあねぇーや! 豚ばらスライスじゃぁ、ゴーヤチャンプルもおいしくねぇーしぃ、スライスベーコンではカルボナーラも満足にできん。たまには、薄く切らずにガバッと塊で切って、チョコットだけ、売ってくれってんの。


【2003.02.16・・・No.13 うこん・・・】

 設計事務所での修業時代、ある先輩が言っていた「完成の暁に半径500m以内に近寄れない?建築創ってしまった・・・」。情けない話である。自分はどうかって?ココだけの話・・・今から15年以上前の時代(独立以前)には・・・ある・・・ウチのスタッフには絶対見せたくない建築が・・・半径500m以内には近寄れない。〜閑話休題〜 毎度のことではあるが、設計のスタートから建築の完成まで約2年近くかかるのが常である。まるでマラソンのようにハァハァゼイゼイ の作業、ゴールはまだず〜っと遠い・・・設計〜現場の作業が進むにつれ、不安と期待が交錯する。自信があっても、期待しつつも、外部足場が外れる時は、車で恐る恐る近づく心境・・・でも、ここのところつくらせてもらっている建築、足場外れて建築の外観が現れた時、車で車で恐る恐る近づいた時「ヤッター」と我ながら思えるものになっている。変なハナシ、自分で設計した建築に感動できている、おかげさまである。一昨日、三好の現場「HX」いったときでも、同じような心境になれた、うれしかった。  


 「HX」の現場からの帰るとき、車の中で U2 の「アンチェインドメロディ」カバー曲を聞いた。カッコよかった。U2 というアイルランドのゴチゴチUKロックバンドが、あのライチャス・ブラザースの「♪アンチェインド・メロディ♪ 」をカバーしている・・・ものすごい意外な組み合わせカバー曲である。「アンチェインドメロディ」と言えば映画「ゴースト」のテーマ曲(実は・・・「ゴースト」はカミサンと初デートだったか、に観た映画)。もっとびっくりしたカバー曲・・・「元ちとせ」があのジミヘンドリックスの「リトルウイング」をやっているらしい←まだ聞いたことないから是非聞いてみたい。元ちとせという歌手?は沖縄風のコブシの効いた歌い方、エモーショナルでイイとは思っていた(最近、元ちとせがUK?ロックバンドをバックにして英語で歌っている曲もカッコいい)。「リトルウイング」で有名なのはやはりエリッククラプトン「Layla/Derek and the Dominoes」の中の一曲でしょう。あとスティングの「リトルウイング」も叙情的なアレンジでカッコイイ。


Jmi Hendrix

「Layla」

hajime chitose
 
  元ちとせは奄美大島出身らしいが、ウチの家庭はここ3〜4年沖縄ブームである。ここんとこ毎年沖縄いっている。長閑でおおらかな沖縄の雰囲気と真っ青な海が大好きだ。ここ3年ぐらい毎朝「うこん」を飲んでいる(一字違うとエライことになる)。胆汁の分泌を促し、肝臓病を予防・改善する作用があるらしい。おまけに去年からは「もろみ酢」も毎晩飲んでいる。ほとんど「あるある大辞典」になってきた。ついでに「青汁」も6〜7年ずーっと飲み続けている。「もろみ酢」はクエン酸が主成分で疲労回復、抗酸化作用、基礎代謝の活性効果 、脂肪燃焼効果があるらしい。まるで健康食品オタク、おかげで風邪ひかなくなったし、持病の鼻炎もかなり改善してきた。こんなせちがない世の中、長生きしてしまってどうするんだろう・・・。



【2003.02.12・・・No.12 感想とまと?・・・】

 きょうは「つぶやくBOSS」の愛読者様からの「かんそうぶん」の(勝手に)ご紹介。おかげさまでこのサイトも「お気に入り」に登録くださっている方も5〜6名はいらっしゃるようで、大変感謝しております。まずは某イタリア系有名家具ショップ(名古屋栄のレインボーブリッジ隣、某松下電器ビルの1階にあるショールーム)の名古屋支店長さんからのお便り・・・

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 もう8年程前の話ですが、札幌のアンドレア・エ・マリア(故 開高健曰く・・・ここに来ればイタリアまで行く必要なし)というイタリア料理屋で乾燥トマト入りのパスタを食べました。ネッチョリとうまかったのですが当時は作ることなんて考えてもいなかったのでとても再現は無理です。 一度も乾燥トマト使ったことないので今度作ってみます。 ところで最近のマイブームは真空調理でのローストビーフで簡単にロゼで出来上がりビックリ!!です。休みの日にでもおためし下さい。



1.肉に塩、胡椒をしっかりする。・・・好みで香草(ローズマリー、タイム等)入れてもいいです。
2.ファスナー付きのフリーザーパックに空気を抜きながら入れる。・・・キッチリと閉じましょう。
3.新聞紙を3枚程重ねで肉をパックごとくるくる丸めて包む。これもキッチリ包装する感じです。
4.さらに捨ててもいいようなタオル(銭湯タオルとか)でくるくる包む。・・・あまり大きくなり過ぎると鍋に入りませんのでご用心。
5.大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したらタオルに包んだ肉を入れます。
6.蓋をしここで火を止め、そのまま500gくらいの牛塊ですと60分くらいでしょうか・・・まだ研究中ですが・・・低温で暖めます。
7.フライパンで焼き色をつけます。
8.暖かめの場所で5分程放置し肉汁を落ち着かせます。
9.ヒレ肉などの高級牛は厚切り、オージー赤肉などは薄切りにします・・・

私は当然後者しか経験ないです。 あとは好みに合わせてソースを作りお食べ下さい。サラダの上にのせてもいいっす。 上記はかの初代フレンチ鉄人石鍋氏の本を立ち読みして作りました。ちなみに和の鉄人道場六三郎氏は電気ポット&しょうゆ味で和風ローストビーフを作ってます。 鴨も30分くらいでおいしくできました。 長々となりすみません。今後も楽しみにしてます。
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  大変ご丁寧なレシピに感謝!です。「真空調理」「ローストビーフ」はこちらで勝手にリンクさせていただきました。 彼は以前、札幌に赴任していて、それで札幌のイロイロ(?)なお店、さぞかしくわしんだなぁ、とニヤニヤしております。ちなみに 「アンドレア・エ・マリア」に関する情報はコチラしかありませんでした。

 





【2003.02.06・・・No.11 タコ・・・】

 事務所の中で自炊、仕事は朝から深夜まで、まるでタコ部屋事務所だ。外食、コンビニ・ホカ弁ばかりでは、今若いスタッフも30歳過ぎてからカラダこわしかねない。タコ部屋主宰のBOSSごころだ。おかげで野菜ばっかりのメニュー、主の肉・魚はすこしだけ(ケチ?)だ。BOSSごころとしては「ものつくり」の心意気をもって育って欲しい、料理だって立派な「ものつくり」である。そりゃあ愉しい、自分が一生懸命つくったものを喜んでくれる人がいる、「ここをもうちょこっとこうすればよかった・・・次回はこうしよう」などと常に課題がみつかる、そして「もっといいもの」をつくろうと努力できる。建築だって一緒だ、「ここをああすれば、こうなって、カッコよくなる、施主がよろこんでくれる、世間をあっと言わせよう・・・」などとスタッフに檄とばし、タコ部屋の夜は更ける。


Key Of Life/Stevie Wonder
Easy Living/Sony Rollins
「Isn't She lovely」をやっている
'79年の頃山登り資金稼ぐため やっていた夜勤のバイト先(HITACHIのIC工場)で眠気防止によく聞いていたアルバム。。

  今朝、車のなかでスティービーワンダーの「アイシャ/Isn't She lovely」を聞いた。この曲も昔っから好きで、よく口ずさむ。Jazzやさんたちもよくカバーする曲でSony Rollinsのコンサートでもアンコール曲だった。高一の頃っだったと思うが、NHK「セサミストリート」で初めて「動いて歌っているスティービー」をみた。自分のバンドをバックに「Isn't She lovely」をうたっていて、メチャクチャうまいと思った。カッコよかった。この頃のスティービーワンダーは「Key Of Life」をだした頃で、そりゃあ「スタジオにこもりっきりの音創り職人」として名を馳せていた。音楽でも絵画でも建築でも「膨大なエネルギーが注ぎ込まれた作品」ほど単純に人を感動させてくれるように思う。’87年のスティービーのコンサートでの「Over joyd」 '90年のコンサートでの「Avemaria」も感動した。



これはミラノ風のフリッターのご紹介


 タコ料理。カミサンと行った新婚旅行(はカミサンと以外経験ない)、ヴェネチアで食べた「魚介のフリッター」。小ダコ、小海老、小イカなんかをミックスしてオリーブオイルで唐揚げにしたやつだ。大運河沿いのバルのテラスで白ワインと一緒に食べて酔っぱらった。その後、自宅で友人が集まるときなんかに「魚介のフリッター」も何回かつくってみた。どうってことはない「タコ、小海老、蛍烏賊,,,etc.」を塩胡椒して小麦粉まぶしてオリーブオイルで揚げるだけ。たべるときにレモンを絞る。白ワインは手堅く「シャブリ」があいます。



【2003.02.04・・・No.10 アーキスタジオ鍋・・・】

 今日は、Your Song/Elton John。この曲も中学生になって洋楽に目覚めた頃流行っていた曲。当時NHKでやっていた番組で「ヤングミュージックショー(いかにもNHKらしいネーミング笑える)」で初めてエルトンジョンをみた。丸メガネにタキシード蝶ネクタイ着てロンドンフィル?のフルオーケストラをバックにYour Songを歌っていた。結構感動したのを覚えている。1970年代、MTVもビデオも無かったあの頃、田舎に住む少年少女達が海外のミュージシャンの動く映像を見ることのできるほとんど唯一の存在であり、感動を乗り越えて衝撃的だった。レッドツェペリンの妖艶で怪しい映像、ピンクフロイドの神秘的なロック、ストーンズのハイドパークフリーコンサート...etc. Your Songの歌詞もシンプルな英語表現で仕事中にFMから流れるとよく一緒に口ずさむ。この詩はエルトンと名コンビのバーニートーピンの作詞だが、昔っから彼らはホモ達で有名。♪ I don't have much money but boy if I did I'd buy a big house where we both could live 〜Yours are the sweetest eyes I've ever seen♪ っだてぇ・・・まぁ普通 に考えれば、エルトンが自分のかわいい一人息子に捧げた歌と思えばいいのだが、エルトンの場合この頃から自分はゲイであることをComming Outしていた訳だから・・・これは絶対、エルトンとバーニーの愛の詩、と思ってしまう・・・だれか真相を知って入る方、教えてください。

Your Song/Elton John
Led Zeppelin

・・・閑話休題・・・


名付けて「アーキスタジオ鍋」←もともと片岡家オリジナル。ミックス味噌仕立てでメインは豚のバラ肉を食す。出汁はカツオ+「味覇(ウェイパァー)/反則技の調味料」プラス豚バラ肉の出汁がブレンドされ、これがウマイ。寒い日には体の芯までポカポカする、野菜も思いっきり沢山いれる(白菜、白葱、シメジ、エノキ、大根、ニンジン....etc.あと豆腐)ので若いスタッフの野菜不足も解消。仕事がら朝から深夜までPCモニターとニラメッコ、豚肉のビタミンB1で視神経を、白ネギのビタミンCで目の血管を強くしよう!!食すときは、パラッとすり胡麻をふる。胡麻は「コレステロールを下げ、動脈硬化を防ぎ、女性の貧血やイライラや冷え性、脱毛や白髪にも有効であるといわれています」・・・だって、み〜んなBOSSに必要なことばっか??

 

 



【2003.02.01・・・No.9 Spaghetti Al Pomodoro・・・】


 
 ご存知ヘレンメリル&クリフォードブラウンの名曲♪「You'd Be So Nice To Come Home To」♪これもFMでよく耳にする。この曲で思い出す光景が、自分にとっての最後の「山登り」。20代最後に行った5月の雪山・白馬岳の道中、車の中でこのカセットばかり聞いていた。雪山の白馬岳は3月か5月によくいった。何回も登ったことのある冬山ルートが技術的にも体力的にもしんどくて登れなくなっていた・・・ショックですっぱり「山登り」諦めた。


'78march 白馬杓子岳

'81may白馬杓子岳

'87白馬主峰主稜


うちの事務所の定番メニュー Spaghetti Al Pomodoro。事務所の新人には設計覚えるより先にコチラを修業してもらう・・・が、なかなかうまくできない。ポイントはタマネギ微塵切りを30分ぐらい時間かけて弱火でこがさぬ よう炒めること。これが新人にはなぜかうまくできない。そりゃあそうだ、クソ忙しい仕事の合間にチャンコ番が時間気にしつつつくるもんでうまくいかない。オマケに不味ければBOSSの機嫌が損ねる。しかるにBOSSの定番メニューになる。うちは、トマトソース煮込むときに「イタリア産乾燥トマト」を2〜3個微塵切りにして一緒に煮込む。トマトのコク がでる。今日のトマトソースの具はチキン&しめじ。ガーリックオイルつくる時に一緒に鳥皮を弱火でじっくり炒め、チキンガーリックオイルをつくる。好みで鷹の爪で辛味も加える。チキンガーリックオイルで細かめにカットしたチキンとシメジを中火で炒める。白ワインをふる。あとはトマトソースを加え5分程煮込む。ミックス乾燥ハーブで香り付け、例の「味覇(ウェイパァー)/反則技の調味料 」を少々、チキン味をアップさせて、ハイッできあがり。



チキンとシメジのトマトソース

パスタは「DE CECCO」に決めている
You'd Be So Nice To Come Home To
ヘレンメリルのハスキーな歌声も
魅力的だがピアノの伴奏がとても印象的
もちろんブラウニーのペットも心地よい。
♪♪♪

ART PEPPER MEETS THE RHYTHM SECTION
/ ART PEPPER
こちらもJAZZの名盤
アートペッパーが当時のマイルスバンドのリズムセクションをバックにした名演奏の数々
ここでも「You'd Be So Nice To Come Home To」
やっています。


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