Home / Works / Profile / Process / Faq / Blog / Links

2008年12月10日

● Villa 森の別荘

またまた、アーキスタジオ新作の御紹介。

 某所に建つ「Villa = 別荘」。森に囲まれた深緑の地に建ちます。外観は水平ラインを強調したスタイリッシュなデザイン。アーキスタジオのいつもの真っ白け仕上ではなく・・・ベージュ色の珪藻土左官仕上に割肌仕上の御影石張り等々、、、。セキュリティの都合上、外観には一切の生活感をださない。

villa.jpg
画像クリック→拡大表示

 室内は、大理石張りの床、木質の素材感、内装の珪藻土仕上などでまとめられ、周囲の自然と内部空間を心地よく繋ぐことに主眼をおいています。最近のウチの作品としては多様な素材を用いていますが、それらの要素を充分に咀嚼したディテールでつくりこむつもり。廻りの緑溢れる環境とあいまって、それらの総体から生まれる適度な緊張感、繊細さと重厚のバランスが、この建築に品格を与え、自然との調和による居心地良い空間となることを願っています。


2008年12月05日

● 新規Project

新規Projecrの御紹介。

只今、計画中の住宅。既存のオーナー店舗横に、二世帯住宅の新築計画です。

ko1.jpg
画像クリック→拡大表示

 既存のオーナー店舗はそのままにして、店舗玄関回りのお庭は多少手をいれさせていただく。その上で、ウチで設計させて頂く住宅を目立たせずに、店舗の存在感をより引き立たすことができるか?がとっても思案のしどころです。担当はスタッフのito。

ko2.jpg
画像クリック→拡大表示

 既存の店舗駐車場と新設の住宅棟の境は杉板型枠コンクリート打ち放し塀で囲われます。新設の住宅棟は、親御さん世帯と息子さん世帯が左右に分れた総平屋建ての構成です。住宅の内部空間は、いつもの通り?中庭ありぃ〜の、ウッドデッキありぃ〜の、アーキスタジオお得意のコートハウス的な構成です。itoが創り出す計画案、最近なんだか絶好調!ってか?・・・。

2008年11月29日

● 本業の仕事ネタ

たまには、本業の仕事ネタ。

 世の中、どうしようもないくらいのの不景気風、その責任の半分以上は官製不況・政治不況があるんじゃあないのぉ?って、Primeministar殿に申し上げたくもなりますが・・・BOSSもうかうかしてはいられない心境です。

tn.jpg

 某所に、現場着工中の「地階+地上3階建て」の住宅。クライアントさんはBOSSと同年代のお方。このブログの音楽ネタに共感?して下さいました。クライアントさん曰く「好きな音楽で、アリスやらクイ〜ンが好きだって書いていたら、片岡さんに声掛けなかった・・・ポールロジャースのハナシは、よ〜分かるわぁ」とのこと、クライアントさんと設計屋の関係っていうのは、お互い感性が合うっていうことも重要、ってモンです。

tn2.jpg

 敷地の南側一帯は、某緑地が広がったなだらかな傾斜地。最上階の3階にリビングダイニングを設けてあり、そこからの眺めは抜群になります。クライアントさんは、その3階に設けたテラスでワイン飲んで〜好きな音楽聞いて〜ハンモック吊るして昼寝して・・・(←3階テラスでのハンモックは、アブナイしぃ、高度感があり過ぎでコワイですよぉ、って促す設計屋)。

 1階の玄関ホールから3階まで連なる吹抜けの階段は、アーキスタジオお得意の軽やかなハネダシ階段で構成されています。1階レベルでは、隣地に対しては閉鎖しつつも、自らの室内からは中庭と一体になった広々とした内部空間となっています。
 
 只今、エッチラおっちらと地下工事が着々と進行中。完成は来年の春ごろの予定、早く春がこないかなぁ〜と待ち遠しい今日この頃です。

2008年11月06日

● 没!作品

 没!の住宅計画案(画像クリックしてみて)である・・・甚だ、残念である。
この案の作成者はスタッフのito。彼の、創作能力もあがってきて・・・BOSSもうかうかしていられない?ってか?

KC1.jpgKC2.jpg

※写真をクリックしてください


 名古屋市郊外の地方都市、商業地域で敷地面積は35坪。敷地条件的には結構厳しいのですが・・・こういった敷地のほうが、結構面白い案ができたりもする、やりがいはあるってモンです。必然的に、廻りの建物からは覗き込まれないように苦心惨憺、タテ型指向の空間構成になっています。

 左の案が3階建て案、1st-PLANです。外観は、四角い開口部のみ。中3階レベルに設けられた中庭デッキに面して、スキップフロアーのリビング・ダイニグルーム、2階〜3階へはガラスの階段でつなげています。室内へは、この中庭デッキを介して採光や通風を取り込んでいます。外観からは、伺い知れない愉しい建築空間に仕立てられています。

 右の案が4階建て案、2nd-PLANです。こちらの外観は、道路に面してバルコニーを設けた案。道路に面したバルコニーには、外部からの視線の遮蔽と通風確保のためのアルミルーバーを設けています。こちらの案は、2階レベルに主寝室等、3階レベルにスキップフロアーのリビング・ダイニグルームを設け、子供室を4階レベルにもってきています。前案に比べて、3階レベルのリビング・ダイニグルームの居心地があがっているように思います。

1st-PLAN、2nd-PLANともそれぞれ個性的な案、それぞれ違った魅力があります。

 ウチの事務所では、お客様へのプレゼン時、ほぼ2回に1回の割合でCGパースを用いて計画案の設計説明を行います。

 それでもだぁ・・・営業上、没!ってしまえば、ただの絵に描いた餅 (ioi)...である。担当のitoは落ち込むこと、この上なし・・・。

まぁ、元気だせや、ito ....。

そいでもって、だれか、誰か、↑この案実現してくださいませんか??実現してくださるクライアント様、大募集中!です。

2008年10月29日

● アーキスタジオ新作

『Kw』。ウチの事務所では、手慣れた?コートハウス。担当はスタッフのito。

kw.jpg

クライアントさんは30代半ばの若い御家族。クライアントさんのオハナシでは、永らくウチのHP上の作品と実際の建物を何軒かご覧になって、ウチの設計スタイルがお気に召していた、とのこと。嬉しいじゃあ、ありませんか、設計屋冥利に尽きるってモンです。
 1階の中心に中庭を配置し、その廻りぐるりと玄関ホールとLDKや寝室を配置したプラン。キッチンからも中庭眺めながら料理したり、中庭で遊ぶ子供たちの様子が窺えます。LDKの南北の二方には間口一杯の開口部を設け、明るくって、風通の良い生活環境となっています。


『Sg』。郊外の新興住宅地に建つ若い御家族の住宅。廻りは、○○○ホームや○△ハウスが建ち並ぶ街並み、そこへアーキスタジオお得意の「白いBOX」スタイルの建築をもってきます。

sg.jpg

外観を構成するキューブは真っ白けの光触媒左官材ラフ仕上、基壇部はコンクリート打ち放し仕上。外観からは、サッパリ中の間取りや生活観がわかりません。住宅内部は、スキップフロアーと吹抜けを中心とした、開放的で連続性のある間取り構成。隣地に対しては閉鎖しつつも、自らの室内からは、中庭と一体になった広々とした内部空間となっています。