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2007年04月02日

● 山崎川の桜並木・・・

ウチの事務所界隈、山崎川の桜並木もほぼ八分咲き・・・。

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 でも・・・今日はとんでもない量の黄砂が名古屋にも飛来してきて、空全体がどんよりしている。現場から眺める名古屋市内の空も、なんだか薄暗くって、埃っぽくって、鼻はムズムズ、目はショボショボしてくる ('_;)始末、なんだか、この日本もとんでもない気候になってしまったようである。

 今朝、事務所までのエッチラオッチラ自転車コギコギ通勤時も、風は強いは、鼻ムズムズ目ショボショボで気持ち悪いったらありゃしない。それでも、ガソリン消費せぬこのワタシ、なんて地球環境に優しいことしてんだろう・・・などと、我ながらむず痒くなってしまいます。

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 中国大陸の砂漠化が、ますます進行してきて、地球温暖化がのっぴきならぬレベルまでにきているのであろうか?一体全体この先地球はどないなっていくのであろうか・・・?

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 ウチの事務所にも新人のkawa君が入所して、なんだか春らしくなってきました。新人のkawa君のことは、近々スタッフのブログに上がりますので、思う存分からかったり、もてあそんだりしてあげてください。


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2007年03月19日

● 泣けた・・・

 久々に、いや多分初めて、日本国産のTVドラマ観て泣けました (i_i)。。。そうです『華麗なる〜』です。韓ドラでは、何回も泣きましたが・・・。

 猟銃持った鉄平が、死に場所求めて雪山をさまようシーンも、なかなか物悲しくて、美しくって、よかったです。が、一番泣けたのは、彼の葬儀から火葬場に向かうシーンで、父・大介が突然車とめさせ、鉄平の愛した製鉄所の煙突から昇り始めた煙を、鉄平の息子に観させるシーン。時を同じくして、製鉄所では残された仲間・鉄鋼マン達が、鉄平を天国に見送るが如く、鉄平の葬儀の合わせて、そのために(倒産休止していた)溶鉱炉に入れた火が、ゴォ〜って燃え盛り、残された仲間・鉄鋼マン達が鉄平の死を悼み涙するシーン・・・ありゃあ泣けた泣けた・・・。

 私は山崎豊子の原作『華麗なる一族』は、いまから25年程前に読んだことあります。分厚いめの文庫本三巻からなる、かなりの長編小説でした。長編小説にもかかわらず、毎晩深夜まで読みふけり、数日で一気読みしました。いまでも、その小説読んで目茶苦茶感動〜涙ナミダしたことだけ、よく覚えています。でも、なんであんなに感動したのか?あらすじ・結末も殆ど覚えていませんでしたが・・・。

 今回の、TVドラマも始まった頃、キャストの豪華さや、試聴率で随分と話題になっていました。TVドラマの『華麗なる〜』が始まった頃には、殆ど興味もなく・・・「あんな長い小説、どうやってTVドラマ化するのだろう?どうせ、原作のような面白さ・感動はないだろう」などと、たかくくって、奥方が一生懸命観るのを冷やかしていたのですが・・・冷やかし半分に、チラチラ観るうちに「なんだ、結構おもしろいじゃないか、このドラマ(←このあたりは「冬ソナ」にハマッテいったときとおんなじ感覚)」と思い始め・・・自分が25年も前に読んだ原作小説のストーリーも殆ど覚えていない!、ってことに気付いた始末。それじゃあ、一発奮起で、もう1回原作小説読んでみるかぁ、などと思い始めていたら、そそくさと最終話になってしまいました。ドラマの結末知ってしまえば、いまさら読み返すのもナンダなぁ〜・・・。

 20年〜30年以上前、当時読みふけった文庫本小説(み〜んな処分しちゃって、一冊も残っていません)、「華麗なる〜」以外に感動したのは、松本清張の『ゼロの焦点』や『眼の壁』、水上勉の「飢餓海峡」、山崎豊子の「白い巨搭」、石川達三の「人間の壁」、高橋和巳の「悲の器」等々、あとは何を読んだか?忘れてしもうた・・・。結構、重々しいタイプの社会派推理小説なんかが好きでした、当時は。 
 小説にしろ、映画・ドラマにしろ感動できるエンターテイメントっていうのはイイもんですねぇ。


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2006年12月24日

● 獲らぬ狸の皮算用・・・

 世の中クリスマス慰撫?だのイブイブだの、テレビもラジオも騒がしいったらありゃしない。キリスト教国でも仏教国、はたまた神道・儒教とも言い切れぬ、なんとも八方美人?的に御都合よろしくふるまう日本国民、・・・なんとも馬鹿げているように思うヒネクレBOSSです。クリスマスだ、バレンタインだとワケのわからんお祭り騒ぎ、それはそれはで盛り上がり、皆happyで消費経済が増えればそれもまた結構ケだらけ、か・・・と思うようにする毎年のこの季節、皆様如何お過ごしでしょうか。ワタシャ、本日は(も)休日出勤、Home用の年賀状造りと決算期が年末で帳面整理に勤しんでおります。

 それでもお正月だけは新鮮で素直な気持ちで迎えられます。そのことに関しては、自分もつくづく日本人なんだなぁ、と思います。今年こそはと毎年毎年、初詣で祈願してみたり・・・なんだか、クリスマスなんかよりは数倍落ち着ける気持ちになれるモンです。

 毎年の年末、この一年の成長・成果を顧みるこの季節でもあります。いつものことながら「成果」は多少で・・・他は、多くの「やり残し感」ばかりに思います。毎年毎年、年初めにたてた目標の七部止り、ってところの達成感と反省ばかり、って感じです。

 建築の創作に関しては、毎年コツコツと些細な事象でも、新たな構造形態やDetail表現を積み重ねているつもり。それらの積み重ねが、新しい作品の度に反映されています。そんなところに、設計屋としての達成感と歓びを感じるものです。

 事務所の経営に関しては・・・こればかりは、毎年思うところの六分止り、って感じ・・・ウチの奥方曰く、年初めの目標値自体が『獲らぬ狸の皮算用』ってことらしいです。


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2006年10月27日

● 安物ワインに、もったいねぇ〜

 先日、ウチで手掛けさて頂く住宅のカーテン工事(バウマンなんていう素敵なカーテンやら)やら家具やらで・・・色々お世話になっているangelicoさん。この度、ショップをリニューアルされたということで、そのオープニングパーティにお呼ばれしました。ウチは男所帯の事務所故、奇麗な女性もいらっしゃるであろう、ということで皆で鼻の下ながくしてお邪魔させていただきました。

 そのリニューアルパーティで、ウチのitoがクジ引きでゲットしてしまった「Grand Cru ・ワインオープナー」。なんだか、とっても洗練されているデザイン。とても、事務所の賄いメシ御用達クッキングワインにゃあ、もったいねぇ〜・・・。大変結構なものありがとうございました。

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abgelicoさんは、名城線 瑞穂運動場東駅からすぐ近く。とってもオシャレでマニアックなインテリアショップです。店奥には隠れ家めいたカフェもあります。

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こんな感じのカフェです。誰かさんとのヒソヒソ話の場にはピッタリです。


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2006年09月14日

● アップルデザイン・・・・

 ワタシャ、根っからのMac信者。事務所のマシンもMac一色、事務所にWinマシンは絶対買わない(Win環境が必要なときは,Mac上のVirtual PCでまかなう)。巷に溢れるWinマシンで「デザイン良し」とする製品はこの世にない、と思っている。
 今回も、iPodの新機種が発表されたが、一番魅力的なデザインが「iPod shuffle」。どこから、あんな製品デザインの発想ができるの・・・?う〜ん、欲しくなってしまった・・・。今は、iPod nanoの4Gもっているし・・・、でもたったの¥9,800-也!、欲し〜いなぁ、新しい「iPod shuffle」。事務所までエッチラおっちらのテクテク早足通勤にはピッタリではないか!。

 AXIS誌の最新号に、Appleのインダストリアルデザイン部門の偉いさんのインタビューが載っていた・・・。(以下、AXIS誌のその記事からの転載)

・・・われわれは常に、コンテンツを提供するためのプラットフォームをデザインするという姿勢です。コンテンツを邪魔しないように、例えばディスプレイならそれを干渉するものがないようにデザインする。ともかくシンプルにすることが最も難しいのです。かたちの上だけのシンプルさではなく、製品として、アーキテクチャー全体としてシンプルにする。まるでデザインされていなかったように、複雑な問題などなかったように、静かにアノニマスな方法で解決するのです。

 う〜ん、まさしく自分が日頃設計させていただいている建築に、そっくりあてはめたいコトバである。

 その建築で生活したり活動したりするとき、その人間の行為を視覚的にも機能的にも干渉することのないシンプルで明快な建築でありたい。そのような表現が、より機能的な建築につながると思う。建築全体でも、その思想がディテールから一貫して貫かれ「部分は全体であり、全体は部分である」。シンプルな建築表現というのは難しいと思う。現場で「狂い」のない施工など不可能 ? なのかもしれない。それでも、個々の素材がぶつかりあう複雑な収まり、あるいは構造の問題などまるでなかったかのように、最終的なアーキテクチャーは静かに佇んでいる・・・そんな、建築を創りたいと思っている。


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2006年09月11日

● 三線つま弾く建築家・・・

三線つま弾く建築家』・・・ってか。

こうみえても、毎晩「三線」と「島唄」練習しています、なんちゃって・・・ウソウソ!!

デザイン建築ドットコム」さんに御紹介していただきました。


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2006年09月06日

● 出汁と素材・・・・

 秋篠宮家に無事「男子」ご出産のニュース、なんだかほのぼのとして安らげる。殺伐とした事件・事故の日々ニュースのなか、微笑ましく思えたりする。これで、一時的にせよ株価が上がったり出生率が上向いたりすれば結構なことである。若かりし頃は、皇室関連ニュースには見向きもしなかった。なんだか齢重ねるにしたがい、やんごとなきお方達の、それはそれは慈悲深く優しげな微笑みに癒される気分になってきた・・・。

 先日の石垣島旅行中、あまりテレビラジオにも触れずいたわけだが、世の中の殺伐とした出来事をあまり知らずにすむなぁ、とホッとした思いですごしていた。おまけに、携帯電話の「圏外エリア」に滞在していたおかげ、無粋な呼出音からも解放されている気分であった。
 今の時代、46時中即座にありとあらゆるニュース、知りたくもない情報が飛び込んでくる時代である。欲しい情報がいつでも入手出来ることは、至極便利この上ない。しかし、それと引き換えに、殺伐とした事件・事故の日々ニュースも即座に繰り返し報道され、それによって類似事件まで誘発しているように思う。なんだか、つくづく「便利は不便」いや「便利は不愉快の素?」かとも思ってしまう。

〜閑話休題〜

 沖繩行く度に思うこと。沖繩でふらっと立ち寄る居酒屋や(沖繩)ソバ屋、どこの店はいっても、ちゃ〜んとした鰹出汁や豚出汁から仕込んでいるのがよくわかる。都会での、センターキッチンで造られたファミレス的な分かり易い味付けが物悲しく思える。やはり、キチンととった出汁は、素材の味がよくわかるし、薄味なれど滋味深い味付け、なによりも料理の腕前がすぐに分かってしまう。沖繩には(イイ意味で)未だ、都会では忘れ去られてしまった「食文化の基本」が、当たり前に残っているようである。
 食材の旨みを活かすために、塩と水だけで煮込んだ「マース煮」やら、豚の出汁でホルモンを丹念に丁寧に煮込んだ「 中身汁」なんてのは、食材の旨み活かすという心意気なくてはつくれない。

 ケンチク創るのだって同じだ。手抜き?せず、ちゃ〜んと素材活かした収まり、素材の特性押えた上でのディテール設計したいものだ。ゴチャゴチャとつくるのではなく、ひとつひとつ丁寧に、余分なことせずに、シンプルにしてこそ、ひとつひとつに素材が活きるってもんだ。モノつくり、かくありたいと思う。

 かくいうBOSSも・・・普段、忙しいこと、面倒なことを言い訳に、ついつい便利さ故に「インスタント出汁」や出来合いの「麺つゆ」つかって料理してしまう。つくづく、出来合い商品の「分かり易いファミレスのような味付け」では、食育もなにもあったものじゃないなぁ、と思い改めてみる。

 そんなこんなで、事務所の賄いメシも、ちゃんとした「出汁づくり」から出直してみようかなぁ、なんて思ったりする今日この頃です。


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