2008年11月01日

● 奇妙な拉麺屋さん

 麺好きのスタッフmutuが、昨年末にアーキスタジオから独立して以降サッパリ拉麺屋巡りにもいかなくなってしまった。

 BOSSも相当な拉麺フリークではあるが、いかんせん昨今マスコミで拉麺ブーム煽るおかげか、美味しい拉麺屋は何処もかしこ行列状態、「如水」しかり「ぎんや」しかり、長〜い待ち時間のようである。「ぎんや」の拉麺喰いたくて何度アシ運んだことか、いけば必ず道路まで並んでる。それ、みただけで嫌になっちゃい、退散の繰り返し・・・。マスコミの取材もいい加減にして欲しいモンである。

 そいでもって、最近いったのが、御存知?『慈庵』。

 BOSSのブログにはなんども御登場頂いている旨い拉麺屋には間違いないはない・・・が、いかんせん、一体いつ営業しているのやら、営業する気があるのかないのか?サッパリ分からず、相当イライラさせてくれる奇妙な拉麺屋さん。殆ど、幻の拉麺屋状態。以前は、一日限定15食?とかっだたが・・・。

 以前の池下の店から移転して、いまでは守山で拉麺屋やっていました。
そいでもって、またそのホームページが笑える、自ら「慈庵の今日やってるの?」っていうタイトル。

 BOSSも守山に移転してから二回ほどいきました。一応、、ちゃんとお店さえ入ってしまえば??有り難くも、大変に美味しい拉麺を喰わせてくれます

 ただ・・・いかんせん、御主人一人きりだもんで、店入っていっても「いらっしゃいませ〜」とかも一切ナシ。無視されている?というよりも、ただ単に御主人は拉麺造りに忙しく、来客に気がつかないだけ。

 カウンターに客は3〜4人黙しまま、ひたすら自分の拉麺でてくるのをジッと待っている。隣の席では、食べ終えたカップルが御愛想の代金丁度(お釣りいらないように)をカウンターに揃えて、御主人が振り向いてくれるのを待つ・・・なんだかとっても奇妙な光景です。

御主人は奥の厨房で独り、相も変わらず手際悪いながらにも、一生懸命?に拉麺盛りつけてござる。

新規の客は店入っていっても、黙ってカウンターに座り、御主人から気が付いてくれるのを待ち・・・

あっ、いらっしゃいませぇ・・・」って、御主人から小声で声掛けしてもらって

初めて「御注文は??」って聞かれる段取りである(←信じられないでしょうが、ホントです)。

BOSSのようなセッカチさんは毎度毎度「二度と来るか!!」って心の中で叫んでしまいます。

それでもだ・・・・食べ終えさえできれば『美味しかったョ!ごちそうさま〜』って、

気の小さそうな御主人に声掛けする旨い拉麺屋であることに、間違いはない。