【2003.03.31・・・No.19 菜の花・・・】
 

 事務所の近く、山崎川の桜も満開、気分のヨイ季節だ。昨日一宮の実家の近所、「木曽三川公園」へお花見にいった。ウチの家族とじいちゃんばあちゃんとお花見バーベキュー。実家のすぐ裏の木曽川堤防の桜並木は我ながら「日本一」??じゃあないかと、ヒイキの引き倒し?に思っている。昨日は普通 のバーベキューだったが、やっぱお花見は「豆腐田楽」に限るわぁ。豆腐炭火で焼いて味噌タレ付け焼き、木の芽のっけて・・・食には季節感が欲しいもんです。バーベキューじゃ、年柄年中同じじゃん、というのはウチの家族の一致した意見、来年からは「豆腐田楽」を復活させることにした。


山崎側の桜もキレイです

 お花見のあと、ばあちゃんに連れられて畑に「菜の花」摘みにいった(ウチの子供とカミサンが・・・私は昼寝)。子供がついでに「つくし」もとってきた。事務所に持ち込んで「土筆の卵とじ」でもつくろうかと思う。菜の花は春らしく「菜の花入りボンゴレビアンコのスパゲティーニ」に料理する。アサリもスーパーでかなり値打ちになり、身もまあま手頃の大きさ、3月の初めの頃に比べればアサリの味もかなりよくなってきた。季節の香りがする食生活はなんとなく幸せな気分にしてくれる。あと「菜の花」は「菜の花の辛子醤油和え(定番メニュー)」にするとおいしい。


 


【2003.03.28・・・No.18 鰹・・・】
 


  拉麺屋は、やっぱラーメンつくりの一生懸命さがつたわる店がヨイ。店舗設計にごちゃごちゃ金かけて、うんちく並べる店よりも「おとこは黙ってラーメンつくる」雰囲気を前面 にだした店のほうがウマイ、と思う。
  店舗設計したこともあるが、どちらかというと得意ではない。多くの飲食店舗の場合、例えば「和牛と称して中身は違う、茹で上げ自家製麺と称して冷凍麺、特製タレの炭火焼き鳥と称して冷凍の焼き鳥をチィ〜ン、ソース類は全部業務用の既製パック商品、、、」という店が多いと思う。本業のモノつくりよりも「お店の体裁つくり」に精をだす店が多いと思っている。自分の経験からすると「本物にみせかけるキャッチコピーや看板的建築」に腐心してデザインしなければならない、「本当はコレ使いたいんだけど、店舗だからこの程度でイイ、消費者には違いがわからん」ということ、空しい・・・そりゃ、非日常的なスペクタクルスペースと称してディズニーランド的な空間つくるのもたまにはおもしろい。日本の店舗的なトラットリアは所詮イタリアのトラットリアの虚構にすぎない。流行のCafeもバルセロナのクアトロガッツなんかの虚構で終わっている(要するにディズニーランドにあるレストランだ)。お店のオーナーも虚構のモノ・空間に腐心する労力を、もっともっと本業の「ウマイものつくり」に精をだして欲しいと、つくづく思う。企業やお店の経営者が「虚構の空間でニセモノばっか売る」構図、結果 それにカスタマイズされていく消費者もバカ・・・日本の消費社会、おかしいと思う。


 先日、またクライアントのKaさんから「鰹のタタキ」頂いた。おいしかった。私、鰹ずきです。寿司屋(ここ数年は子供の都合でクルクルばっか)でも頼むのは「鰹・鯵・鰯・秋刀魚・・・」系統ばっか(あとは穴子・ウニ・イクラ・白魚・貝類...etc)。先日新聞にも三重の浜島のほうで、鰹が豊漁とかっていう記事のってたので、ご主人の実家はそっち方面 かな、と想像した。事務所の賄いメシのメニューは「鰹のカルパッチョ土佐風味+大根のそぼろ煮+豆腐と葱のみそ汁」、ちゃんこ番はBOSS。

 


【2003.03.21・・・No.17 マクドよりもモスだ・・・】
 


  憂鬱だ・・・イラクの件。余計にアメリカギライになりそうだ。まったく余計なお世話「イラク国民の解放作戦?」だって・・・。若い頃からアメリカの音楽は好きだったが「アメリカの食い物文化」はキライだった。アメリカには「食い物文化」がないのか?とも思っているくらい。マクドナルドよりもモスのほうがウマイし、ピザにタバスコかける習慣は明らかにアメリカ文化、イタリアのピッツェリアにタバスコなんかおいてない。うちの家族の場合、舞浜のディズニーランドいきゃあ食えるシロモノなくて困ってしまう・・・TDLにあるのは、美味くないファーストフード類(あそこのハンバーガーはホントにマズイ)と変な味のキャラメルコーンにまずいアイスクリーム...etc.。だいたい、大の大人がコーラ飲みながら飯食う感覚がわからん、たまにはコーランでも唱えて欲しいもんだ。世界一の石油消費国で大量 の二酸化炭素をまき散らせているのもアメリカだし、地球環境条約にも署名せんような連中がなにが「地球の平和」だ、自国でオリンピックやりゃあインチキしてでも自国に有利な判定をする国だ。今回のおろかななる戦争に関して様々なメディアで批判的なコラムを読む。このコラムに同感した・・・。

 アメリカ文化で好きなものは・・・音楽(RockにPops)とエンターテイメント、それとやっぱりAppleのMachintosh(わるいがWindowsはどんだけやっても好きになれん、Winの石頭ゴチゴチソフトは勘弁して欲しい)。Macの自由な発想のモノ創りはヨイ。



 Deja Vu / CSN&Y


こんな顔してたら子供も寄りつかぬ
『ニールヤング魂同盟』
40才以上のロック少年のあなた・・・
笑えます

Harvest / Niel Young


 今回の音楽ネタはやっぱり'70頃の「アメリカの反戦歌」になってしまう。思い浮かぶのはジョーンバエズだった?かの「We shall overcome」とニールヤング(CSN&Y)の歌う「ヘルプレス」=映画「いちご白書」の挿入歌。「いちご白書」ではバフィセントメリーの歌う明るい「サークルゲーム」という主題歌とは対照的な物悲しいニールヤングの歌声が印象的だった。 ニールヤングは高校の頃('76頃)から好きだった。あのヘタウマな歌声と歪みまくったヘタウマエレキギター(といったほうが相応しい)の音色が一種独特なニールヤングの世界。中一の頃流行ったのが、同世代のオッサンには懐かしい「孤独の旅路=ハートオブゴールド」。一昨年の全米テロの後、アメリカではジョンレノンの「イマジン」が放送自粛(禁止?)されたらしいが、ニールヤングはそんなの無視して「イマジン」を唄って地球の平和訴えたらしい・・・是非ニールヤングの「イマジン」は聞いてみたかった。私と同好のオッサン向けサイトはコチラ、笑えます。但し私は毎日髪洗いますし、まだハゲていませし、子供が寄りつかぬ 程の風貌ではありません。 ちなみにニールヤングはカナダ人、カナダは今回アメリカを支持していない。

 


【2003.03.05・・・No.16 鰤の照り焼き・・・】
 

  自分では「職人」だと、思う。同業者仲間の会合でて、終わっちゃ酒飲むことよりも、ひたすら自分の設計していたい。営業で酒飲んだり、ゴルフしたり、なんてあり得ない。そんな時間あればひたすら設計修業していたい(若しくは家庭生活のほうが優先に決まっている)。自分で「ココの収まり3mmにするか5mmにするか?」で悩んだあげく、現場がキレイに収まってくれりゃあ、素直に嬉しいもんだ。モノつくりとして没頭していたい仕事バカ。



 今日の賄いメシは・・・久々に「夕飯」らしい夕飯。鰤の照り焼き+小女子大根おろし合え+肉豆腐+五目野菜のみそ汁。ちゃんこ番はBOSS(鰤照りの仕込みは6ppei@)。夕飯時に建設業者さんが見積もり依頼図面 とりにきたが、手短かバナシでそそくさ帰っていった。そりゃそうだ、事務所のドア開けたとたんに家庭的なご飯の匂いがたちこてりゃあ、とても仕事の雰囲気じゃあないわなぁ・・・。総合評価85点。





『Caravanserai』
ジャズテイストなサウンド

  最近ラジオでやたらサンタナを聞く。オッサン世代には懐かしいギターヒーローだ。サンタナの泣きの♪ギター♪聞けば、青春だ。オッサンの好きだったサンタナサウンドはアルバム「キャラバンサライ」と「ネシャブールのできごと」という曲。ここ2〜3年のラテンサウンドそのもののサンタナよりも、ずぅーっとロックしているしジャズのテイストもある。その後ジャーニーで活躍したニールショーンがリズムギターでグレッグローリーのハモンドオルガンもイイ。

『Abraxas』
セカンドアルバム。 このなかに
ブラックマジックウーマンやネジャブール
がはいっているごった煮的アルバム。




【2003.03.03・・・No.15 小女子・・・】

  2月後半戦はKn-residenceの実施設計の追い込みで、このコラムサボった。事務所の賄いメシも♪まいにち〜まいに〜ちぼくらは鍋ばっか〜♪だった。も〜う飽きた。たまにはちゃぁ〜んと「料理」したモン食いたい。実施設計中、これまたウチのスタッフはよく怒鳴られる・・・BOSSの描く図面 はやたらと細かい、線の太さ細さ、正確さが0.5mmくるっているだけで怒鳴ってしまう ・・・ワシャあ設計職人じゃあ、いい加減な気持ちでモノ創ってほしくない・・・。実施設計期間中は釈迦力になっているもんで、事務所の賄いメシも30分でやっつける。

♪まいにち〜まいに〜ちぼくらは鍋ばっか〜♪
こうなご

 あっちこっちで「事務所のメシは皆で自炊してマス」と言っているもんで、よくクライアントさんからは食材を頂戴する(ありがたい・・・)。カモ鍋セットに蟹スキセット、酢、カレーうどん、取れたての野菜に魚...etc.先日クライアントのKaさんがシーズン解禁した「小女子(こうなご)」を差し入れしてくださった。事務所では大根おろしをカツオ出汁+一味+レモン汁で味付けして小女子と和える。小女子もとれたての産直品、新鮮でウマイ。小魚のカルシウム成分がBOSSのイキリを鎮めてくれるようだ。ついでに家にもっていってカミサンに佃煮にしてもらう。毎日の昼弁当のオカズにもなっている。こんどはコレつくってみようと思う、春らしい一品。そう言えばこのKaさん、以前に「これ日本一のういろう」といってういろう頂いた・・・が、一見してビックリ、それはなんとウチの伯父貴「おんだ製菓」のういろうだった。伯父貴の店は一宮の北の外れ、Kaさんも昔からそのういろうのファンだったらしいが、当然片岡の伯父貴とは知らない・・・このハナシ、正月に伯父貴に「ウチのお客さんから日本一のういろうだよ、っていただいた」って話したら、伯父貴泣いていた(i_i) 。ついでに伯父貴の店はケーキもうまい、たぶん相当うまい部類、かと思う。ケーキは息子=従兄弟がつくる。

日本一のういろう・・・らしい?

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