【2004.10.31・・・No.70 好来系らーめん・・・】 | |||||||||
困った時のラーメンねた・・・名古屋のラーメン通にしか分からないお話、恐縮次第。
ラーメン屋は相変わらず、あっちこっち行っている。名古屋のラーメン正当派(TVチャンピオンの有名チェーン店系や台湾ラーメンゲテも系のは除く)の系譜?は老舗の「好来系」と新進の「三吉系」に二分される。「好来系」は漢方薬膳、野菜ベースミックス系しょうゆ味と言われ、「三吉系」は魚系スープを利かせた無化調スープである。「好来系」の方はどちらかというと客層が中年層以上が中心で、「三吉系」はTVのグルメ番組でよく取材される関係か?若年層の客が中心のようである。わたしゃあ、「好来系」も「三吉系」もあっちこっち行ったが・・・やっぱ、断然「好来系」の方が好きである。本家「好来」は悲しい(i_i)
かな、最近閉店してしまったようである。 それで最近は、本山にある「太陽」というお店や、昭和区の「好陽軒」にちょくちょく行っている。「好来系」のお店の中では平針運転免許試験場そばの「味楽」というお店が一番よかったように思う。でもやっぱ、本家「好来」とは何かが?違う。「好来系」のお店のご主人方は皆、本家「好来」で修行されているが・・・しかし、お弟子さん達のお店は季節や時間帯によってスープの味や濃さにばらつきがあるように思えるし、スープにもお弟子さんそれぞれの個性がでているが・・・なんと言っても本家のような「味わい深さ」が足りないように思う。そこへいくと本家「好来」の店主の楓(かえで)翁がつくっていた味は、季節・時間に関わらずいつも天下一品であった、さすがである。本家「好来」は一言でいって「味わい深い」し、何度食べても飽きがこない、いやこなかった。一「好来」ファンとしては本家「好来」の閉店は悲しい出来事である。
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【2004.10.24・・・No.69 おむらいす・・・】 | |||||||||||
それにしても今年の台風の多いこと・・・。この建築業界、台風明けの日は最悪日としたもんだが・・・・お陰様、我がアーキスタジオには「雨漏りだ!」「風で壊れた!」の類の電話は一本もかかってこない、ホッとしている。先日も某ゼネコンの営業さんがウチにきて、「台風明けの日の午前中は、事務の女の子が嫌がって電話にでたがらん、のですよぉ・・・」ってボヤいていた。私にもその気持ちよ〜く分かる。 思えば、30歳の時に独立して、始めの3年ぐらいまでの作品は、ぶっちゃけ・・・「雨漏り」したこともあった。そりゃあ、梅雨時や台風の大雨上がりの日にゃあ、電話鳴れば「びくっ」としていたもんだ。その当時、雨漏り対策で駆けずり廻り、急勾配の屋根登ってジェット噴水機で水ぶっかけたりったり、屋根裏に潜り込んだり・・・雨漏りの原因究明に必死になった。自分の設計が不十分じゃなかったか?現場のチェックが足りなかったか?そりゃあ不安でたまらなかった。施主からのクレームに鈍感な工務店もあって、工務店の社長室に怒鳴り込んだこともあったし、雨漏りの原因究明の現地で、無責任な受け答えの板金屋とケンカもした。今から思えば、独立して3年目ぐらいまでのクライアントさんには、随分とご迷惑お掛けした・・・当時、「クレーム対策」に 走り回り、自分の設計に対して「 設計が不十分じゃなかったか?現場のチェックがたりなかったか?」ということを徹底して検証・勉強させていただいた、とつくづく思う。当時必死になって「雨漏り」の原因研究?したおかげで「絶対雨漏りさせないディテール設計法」も編み出したし、現場での「雨漏り対策チェックポイント」の監理も徹底してできるようにはなった。これもみんな、12〜13年前の「痛い経験」のお陰、クライアントさんの気持ち思えば、申し訳ない気持ちで一杯になるが、同時に大変な感謝の気持ち、当時のクライアントさん達には「足向けて寝れん」気分である。 今年のように台風が多い年、台風明けの翌日に事務所には 「雨漏りだ!」「風で壊れた!」の類の電話はなくとも、十数年前の痛かった経験を思い返したりしている日々である。
事務所ではオムライスや親子丼もよくつくる。まぁ、冷蔵庫の残りモン整理するときの定番メニューである。先日家電量 販店で2000円でミキサー買ってきた。おかげで色々なポタージュスープ作れるようになって嬉しい。カボチャにニンジン、ポテトにコーン...etc.今日はポテトのポタージュである。オムライスのソースは作り置きのトマトソースにパルメザンチーズを加え、コクのあるトマトソースにしてシメジを合わせたものである。タマゴは生クリーム入り、でもお店のようにフワッとしたオムレツのようには作れない、悲しい・・・。
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