【2004.03.14・・・No.57 鰯の煮付け・・・】


事務所の近く、山崎川の桜も満開でホンワカした気分。(ちなみに昨年の桜はこちら)。ちまたではMLBヤンキースの松井の話題と六本木ヒルズの事故の話題 でもちきり、ヤンキースの松井には頑張って欲しいもんだ。松井への「過剰な期待の中、何故君はそんなに冷静でいられるの?」っていうインタビューで「周囲がどんなに過熱的な騒々しさでも、自分がコントロールできることと、コントロールできないことをキッチリ分けて考えている。自分自身がコントロールできることだけに集中している・・・」と言っていた。自分も日頃の設計という仕事の中、周囲の様々な雑音の中で仕事している。ゼネコンとの駆け引きもあれば、現場近隣の人たちとのトラブルもあったりはする、いい加減で保身的な役人の建築行政に腹がたつこともある。自分も松井みたいに、いちいち周囲のザワメキなんぞに気をとられず、ひたすら自分の仕事に専心して「自分のコントロールできること」に集中したいモンである。まさしくこのコラムのタイトルバックの如く『理不尽なことも多き世の中なれど、強い徳をもって正しく振る舞い・・・』である。 松井の仕事(Baseball)に対する誠実さとは正反対なのが六本木ヒルズの事故。自分の設計した建物では考えられないような事故。「専門メーカーの無責任な工事」には飽きれるばかり。専門メーカー任せで自分達では何一つ「当たり前の安全」をコントロールできていないオーナー会社の無責任な管理体制。「専門メーカーに任せておけばいいんじゃない〜オーナー会社がいいって言っているからいいんじゃない・・・」っていう会話が聞こえてきそうな話しである。


「Blue Horizon/Eric Gale」

久々の音楽ネタ。最近アマゾン・コムで見つけたCD。Eric Galeの「Blue Horizon」っていうアルバム。1981年リリースのアルバムで、当時パイオニアのステレオのCMでタイトル曲が使われていた。このタイトル曲が好きで20年前によく聞いていた。♪トロピカルなサウンド♪、本当は夏向きの曲です。Eric Galeっていうギタリストは'70〜'80に一世を風びしたフュージョンバンド「スタッフ」のリードギタリスト。このアルバムで、当時のスタッフのサウンドとは大違い、まことにトロピカルでレゲエなカリプソ風に仕立て上げられています。

我が事務所の賄いメシ、ここんところお総菜っぽいものが多い。「 小鰯の煮付け+大根の胡麻味噌おでん+菠薐草のおひたし」。最近はず〜っとBOSSがちゃんこ番、スタッフにめし創りの作法教える暇もなければ、めし創り作法教え込まれる?側もイヤらしい・・・そりゃあそうだ、スタッフがメシつくりゃあ、BOSSは文句言う、かと言ってBOSSがこさえたメシ食うスタッフは絶対文句言えん・・・もんなぁ。



【2004.03.14・・・No.56 麦焼酎・・・】


1月に歯医者さんのクリニックの実施設計が終わり、この三月に無事現場着工ができて一安心。この2月3月はの計画設計〜基本設計が3軒同時進行で、これまた忙しい日々、お陰様です。でも、実施設計期間中の目吊上目血走目頭熱目涙状況とはどこか違う精神状態、自分たちが「これから新しいモノ」創っていくんだ、というワクワクさがあったりします。

Ns-residence
Ht-residence
Sz-apartmrnnt

仕事漬けの日々も、仕事がなかった時代のことを思えば有難く思えるモンです。街中ではコブシの白い花も咲き始め、桜の咲きそうな昨今・・・昨日久しぶりに高校時代のワンダーフォーゲル部のOB会があって、愉しく過させてもらった(寝不足と二日酔でクラクラしながらコラムしたためている)。高校時代のワンゲル仲間も皆43歳〜49歳までのオッサンになってしまい、ハゲや真っ白頭の先輩、デブってしまった後輩、ロン毛のいかがわしそうな医者、議員風の親分歯医者、絵に書いたような熱血漢事業部長サン...etc.高校のワンゲル仲間とは、かれこれ30年近くもこうやって酒酌み交わして、昔のバカ話で'(5年に一度は)盛りあがっている。やっぱ、若いころ皆で(それなりにキビシクも)愉しい登山の時間を共有した仲間、よくいったもので「同じ釜のメシ」食ったモン同士、屈託なくなんでも気兼ねなく語り合えてイイもんです。当時、高校生と大学生OBが3月の残雪の山登りにいって、夜は焚火を囲んで、皆ぶっ倒れるまで酒呑んで騒いでいた。いまから30年近く前、時効成立です。

結構恥ずかしい (--; 写真の公開です・・・高校のワンゲル部時代
1977年の3月高校卒業の頃、残雪の伊吹山にて
黒いセーターにタオル鉢巻が私です 。
昨晩は、この写真のときのメンバーとも昔のバカ話しにもりあがりました。

昨晩のワンゲルOB会で、誰か?がもってきてくれた焼酎「したごころ」。名前が気に入って、是非使うチャンス?あらば、とニヤついています。お味の方はストレートのままでも呑みやすい、香りもよくってイケます。皆さまも「したごころ」もってワクワクドキドキしましょう 。

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・