先日完成した『Sz-residence』クライアントのSzさんからこんな↓メールいただいた。設計屋にとっては感謝感激雨アラレのメールである。このクライアントとのお付き合いは、ある雑誌のアーキスタジオ紹介記事をご覧になってきていただいたのが、四年近く前に遡る。当時はまだ建設地も決まっておらず、色んな土地を一緒に品定めさせていただいた。
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件名: 快適です!のお礼
送信日時: 2004年 7月 27日 火曜日 11:54 AM
差出人: ○×△□
宛先:"Archi.Studio 片岡幸博
Archi.Studio 片岡幸博 様
連日の猛暑です。 明日から試験期間です。ただただ暑い〜〜〜 けれど、わが家は、それはそれは快適です。
朝起きると。まずカーテンを巻き上げて窓を開けるのが楽しみです。
緑と白い壁がき れいですから。少々暑くても、それを楽しんでいます。
慣れてはいないけど、すでに不思議と馴染んでいます。
もっと生活スタイルが変わるかな・・・と思っていましたが、そうでもなく人と家
が仲良く折り合いをつけている感じです.
一戸建てでありながら、外からの視線を全く気にしなくてよいというせいかもしれません。加えて生活の導線は実に自然なので。
「思い通りの家ができましたか?」の問いには”それ以上です!”と答えています。
「この部分(空の見える部分)をすべて屋外にしてしまう設計がすごい!こういうふ
うに要望したの?」の問いには”要望はほとんど何もしてないね〜。ただただ建築家
にお任せ!彼のセンスです!” 「その人は,お知り合いだったの?」”えーと,それは〜(話せば長くなるけど)”
本当に感謝!です。”よかったね〜””いいね〜”を一日に何回も言ってます。
通称「Sz シアター」と呼ばれるダイニングからリビングの眺め
この絵は設計中に作成したCGイメージ
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こちらが完成本物の
「Sz シアター」
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Szシアターでは、プロジェクター大画面で,だれかがサッカーを見てます。
現在、プリマヴェーラの村田さんにシンク下のキャスターつき台とそれに載せるごみ箱をお願いしています。流し部分があるため、意外に下の空間に高さ(約60センチ)がなく、足で踏んで開けるごみ箱も結局は一度手前に引き出さないと入れにくいというか、そこにぴったりのものだとすごく小さなごみ箱しか入らない、ということが探してみてそろそろわかったので相談してみました。現在作っていただいてます。
あと、ワイングラスひっかける金具が、一番お気に入りのグラスの底よりも小さくて
はまらなかったので、これも入れ替えてもらうように手配していただいています。スパッと終わらないのも楽しいものです。
アンジェリコさんでは、例の時計(プロジェクターで壁面
に映し出す時計←これがダリの絵の如,く壁にひん曲がった時計を映し出してくれます)を買いました。
壁に何かをつけるのは、しばらく許せない!って感じなので、新築のお祝いに県立芸大の日本画の先生が、とても美しい青を基調とした山と川、
山に残る白い雪の絵を描いてくださいました。額縁が黒の薄い縁だったこともあり、ちょっとモダンでとてもきれいです・・・けれど、まだ壁につける勇気がないので、
ちょっとおしゃれなイーゼルをインターネットで探しました。玄関ホールあたりに飾
ろうと、というわけで・・・日々わが家を楽しんでいます。 |
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この暑い最中、スタミナ料理とばかりに「ニラレバー炒め」こさえた。事務所のキッチンの中は当然「熱い!」、BOSSが孤軍奮闘で賄いメシ造りに励む。まぁ、これもストレス発散ではあるが・・・。あと時節柄、烏賊もお安くなってきて事務所の食卓によく登場する。「烏賊とブロッコリーと卵の中華スープ炒め」である。
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