2007年05月07日

● 五月のご飯・・・

 風薫る五月となりました。緑濃く、新緑の色増し、若葉青葉を渡る風もすがすがしく、土佐の方からは初鰹の便りが聞かれるようになりました。てなわけで、ゴールデンウィーク明けのアーキスタジオ賄い飯は「鰹のたたき+ホタル烏賊と生ワカメの酢みそ和え柚子胡椒風味+筍とかしわの五目飯+浅蜊の酒蒸し」で再開です。やっぱ、イイもんです、季節感のある食卓っていうのは。暫し、幸せな気分になれるってモンです。

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 ところで、今年のゴールデンウィークは久し振りに「実施設計なし期間」にあてはまり、ちょっとはのんびりできました。思えば、昨年のGWも休日一切なし!の仕事三昧、一昨年も猛烈な仕事の日々でcolumnも休載、一昨昨年も・・・仕事だった。

 今年のGW、BOSSは「スパイダーマン」漬け。TVで「スパイダーマン2」観たり、一度は話のタネにいってみたかった、名駅のミッドランドスクエアー・シネマ館で(おのぼりさん?よろしく)「スパイダーマン3」観てきたり・・・。

 世の中、「さすがは、トヨタだ、ミッドランドだ、高級ブランドショップだ」と騒げども、こちとら住宅ばっかの設計屋、建築見学なんていう野暮な気分にもサラサラなれなくって・・・。住宅設計屋の目でみれば、「ただの高級ショッピングモールじゃあね〜か、正直つまんねぇ建築だなぁ・・・」などとに思ってしまう始末。高級ブランドショップも幾つか偵察?すれど、お高い品々に興味はなし。興味あるのは各ショップが競うように凝らしている内装仕上(←かといって、シンプル・ミニマル路線でのデザインばかり、そういう点では大変勉強になった)、しかもその床、床に貼ってある「大理石」のばかり・・・まるきり「大理石オタク」よろしく、床の石ばかり、眺め回している変態かの如く、のBOSSでありました。

 猛烈に混雑しているミッドランドスクエアーの高級レストラン街あとにして、是非一度はいってみたかったセントラルタワーズの「スーツァンレストラン 陳」で「陳さんの麻婆豆腐に坦々麺」喰らってきました。満足満足、一家一同幸せ〜な気分に浸って帰路についた今年のGWの一日でした。


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2007年04月21日

● アクア・パッツァ ・・・

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 一応、、、「アクアパッツァ」のつもり?だ。本当は、こんなんになるはずだった。

 随分と前の頃から、つくってみたいと思っていたイタ飯であるが・・・いかんせん、はじめてのメニューだったもので、出来は60点 (-.-;) だ。

 でも、つくり方はとっても簡単。魚を下ごしらえしたら、フライパンで中火で焼いたあと→ケッパーやらオリーブやら、アンチョビやら、ドライトマトやら、浅蜊やらやら・・・適当に加えて→水を足し→そうすると思いっきり水が跳ねて、水が怒ったような様を称して『アクア・パッツァ』って言うらしい、イタリアでは。

 同時進行で、つくっていた他のメニューに気をとられてしまい、モタモタとつくってしまったモンで・・・魚を煮込み過ぎてしまった。おかげで、アンチョビやらケッパーなどから染み出た塩味も相まって、いさかさか塩濃い味で、モタ〜っとしてしもうた。

 次回にくる時には、もっとササッーと手際よく、15分程で仕上げねばならぬ・・・よしっ、要領は分かった(つもり)、がんばるぞ!

 本日の賄いメニューは、アクアパッツァの他に『ミネストローネ+カルボナーラ』と、なんだか最近超話題の「メゾンカイザー」のフランスパンだ。ウチ事務所の若いモンが新シ物好きで、最近超話題の「ナゴヤセントラルガーデン」いって買ってきてくれたパンだ。そりゃあ、旨いフランスパンだ。塩味キツメ(になってしもうた)魚料理にも合うお味。

 そんなこんなで、メシ喰いながらスタッフと話していたら・・・お次は、日本一予約がとれないレストラン?「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ」へ行こうじゃあないか、ということになった、事務所経費で。どうやら、平日朝9時頃から並べば(9時半ではダメらしい)、10時からのその日のランチの予約がとれるみたいだ。そうだそうだ、ウチにもこの4月から新人が入ってきた。そうだそうだ、新人君に並べせればイイじゃあないか、そりゃあ名案だ v(^-^)。


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2007年03月20日

● 浅蜊の酒蒸し・・・

 昨日の朝、出がけにみていた「はなまるマーケット」。「浅蜊の酒蒸し」の造り方のコツやっていた。忘備録的に記しておきます。

 浅蜊の酒蒸しナンテ簡単じゃん、って思っていたら・・・達人の美味しい造り方のコツは、違っていた。普通「酒蒸し」って言うくらいで、浅蜊に酒振りかけ、水を適宜加えて(春の旬以外は、ワタシャ鰹出汁少々プラス)、鍋蓋して・・・文字通り「蒸す」もんだ、と思っていた。これが、浅蜊の達人によると間違いらしい。

 浅蜊を煮るときに、鍋蓋すると浅蜊の臭みが残ってしまうとのこと。だから、浅蜊の達人の「酒蒸し」方法は、蓋をせずに「煮る」とのこと。要は、蓋をしないことで貝の臭みを飛ばすらしい。へぇ〜、へぇ〜、って感心してしまいました。その他、3月4月の旬の浅蜊は、旨み成分が豊富なため、浅蜊以外の出汁は使わない、味噌や醤油なんかも極力少なめにした方が良い、そうやって浅蜊の旨みをいかさなきゃあもったいない、とのこと。そりゃあ、ごもっともだ。

 今度から、蓋しないで、蒸さないで「浅蜊の酒蒸し」造ってみよっと。そうだ、ワタシャ「ボンゴレ・ビアンコ」にするときも、日本的な「酒蒸し」の習慣があるもので、いつもボンゴレのフライパンに蓋して蒸していたなぁ・・・、こんどから「ボンゴレ・ビアンコ」のときにも、フライパンに蓋せずに、つくってみよっと。

PS:ウチの事務所の日常会話〜「おーい誰か、コンビニ行くついでにスリゴマ買ってきてぇ〜」、なんだかとっても設計事務所らしからぬ会話です 「^^; 。


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2007年03月14日

● 春のパスタなど・・・

 今年は異常暖冬かと思えば、ここ2〜3日は寒〜い日々。おかげで異常に早咲きの今年の櫻も、開花を踏みとどまった様子?で、ウチの息子も今年の春には中学生、息子の入学式には、もう櫻が散ってしまうんじゃあないか、と思っていたところ、ようござんした。櫻の花のない入学式っていうのも、随分と寂しいものかと思いますので・・・。

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 暖冬のおかげ、例年より早くから春の食材が出回っているようで。なかでも、今年の浅蜊は、身が大きめで美味しいようだ。事務所の賄い食卓にも、すでにちょくちょく登場している浅蜊。3月も半ばにさしかかり、一層美味しくなりました。

 本日は、定番の春メニュー『浅蜊と摘み菜のビアンコ・スパゲティーニ+ミネストローネ』。

 旬な浅蜊(と言ってもまだ少々小粒←だが、この季節3月の方が美味しい)と、これまた旬な摘み菜のシンプルスパゲティーニ。

 スパゲティーニのソースは、タマネギ微塵切り少々とニンニクをオリーブオイルで透明になるまで軽く炒め浅蜊投入→白ワインを適当にふりかけ、ふたして蒸す→貝の蓋が開いたら(熱を通し過ぎないこと)、ミネストローネのスープとアンチョビペースト少々を足し→別鍋で、気持ち固めに湯がいておいた摘み菜を投入→アルデンテに茹でたスパゲティーニを投入して、フライパン煽って煽って→ハイ、できあがり。パルミジャーノチーズを少々振りかけて(ウチの事務所ではたっぷり!だ・・・)、美味しく美味しく春の恵みに感謝して、いただく。

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2007年02月26日

● スペアリブの赤ワイン煮・・・

また、喰いモンねた。

本日の賄いメシは、アーキスタジオ定番メニュー『スペアリブの赤ワイン煮』と『パンチェッタとキャベツのスパゲティーニ』。

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『スペアリブの赤ワイン煮』は、手慣れたモンで・・・まずは、タマネギ微塵切りを色づくまで炒める。スペアリブは塩胡椒して、強火で焦げ目付くぐらい炒める。炒めたタマネギ投入して、赤ワインをジョボジョボと注いで(大体300cc?←多すぎない程度、ってか?)、水を足して、コンソキューブを1ケと適当に乾燥ハーブなどを足す。あとは、ひたすら煮込む、煮込む、煮込む・・・こと1時間半〜2時間くらい。そのあいだ、テキトーに灰汁をすくうこと、2〜3回。これで出来上がり。

『パンチェッタとキャベツのスパゲティーニ』は、少量のオリーブオイルでパンチェッタを弱火でじっくり炒める。スパゲティの茹で汁、多少多めに足して、キャベツを投入。キャベツに火が通り、キャベツの甘味がソースにでてきたらソースの完成(隠し味にアンチョビペースト少々加える)。茹で上ったスパゲティ絡めて出来上がり。パルメジャーノチーズを振りかけて頂く。ちょいと早い春の味のスパゲティでした。


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2007年02月16日

● カワハギの煮付け・・・

このブログは、まるで食いモノブログ。

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 本日のアースタジオ賄いメニューは『カワハギの煮付け+摘み菜の辛子醤油和え+長芋の千切り+ 巻鰤+干し椎茸とワカメの卵汁』。巻鰤はスタッフのmutuの石川旅行のお土産。巻鰤とは北陸の名物らしく、塩漬けした鰤の切り身の半乾物、まるきり酒のつまみじゃ、けど、こちとら仕事中の賄いメシ、さすがにスタッフに酒飲ますにはイカン。

 久し振りに、魚の煮付けこさえてみた。今回は「カワハギ」。皮剥ぎ済みの丸一匹の煮付け。カワハギは、傷みが早く、一般的には鍋用にと切り身(頭なし)で売られているものが多い。今回は頭尽き・肝付きのモノがスーパーで売っていたもので、歓び勇んで買ってきた。カワハギっていうのは、顔が不細工でも、身もおいしけりゃあ、肝もオツな味(カワハギを刺し身で食す場合、醤油に肝を混ぜ合わせて食べると絶品です)、煮付けにしてしGoodなお味でした。

 今年の冬は、暖冬なせいか、早くの「摘み菜」がお安く出回っている。摘み菜は定番の辛子醤油和えにする。「長芋の千切り」は、刻み柚子と刻み海苔、卵黄少々をのっけて、出汁醤油を少々、でいただく。

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2007年02月06日

● ビーフシチュー・・・

 先日の愛知県知事選挙、なにやら愛知県の県政とは全く関係のないネタで盛り上がってしまい、投票率もUPしたようで・・・それはそれで結構ケだらけか?・・・。それにしても、なんで野党やマスコミやらは愛知の地方政治と何やら大臣の「妄言」をこじつるのか?理解不能な選挙報道でした。

(追記:何やら大臣の「妄言」については、またまたこの方のコラムが面白く、ごもっともです。)

 不愉快?な話はさておき、今夜のメシは我ながらウマかった。これなら、クライアントさんの新築祝いでつくれる?ってか(・・・しまった、言ぅてしもうた --;)。

今夜のメニューは『ビーフシチュー+ペペロチーノ・スパゲティ+ミネストローネ』

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久々に「ビーフシチュー」こさえてみました。今回はちょいとつくり方かえてみました。

先日、TVの「あるある・・・」じゃぁなかった、、「チューボー・・・」みていたら、市販のドミグラスソース缶をつかって、よりおししくドミグラソースつくるコツ、とかやっていました。それをみて、つくってみました(以下、ドミグラ缶を二缶使っての、テキトーな分量です)。

タマネギ(中2ケ)、セロリ(適量)を色づくまで炒め、ニンジン(中一本)加えてさらに、じっくり炒める→赤ワイン(だいたい300CCだったか?)を注ぐ→強火〜中火で暫し煮立てる→コンソメキューブ1個とドミグラソース缶を足す→焦さぬよう小一時間程煮込む→粗熱とってから、ミキサーでミキシング→シノアで漉す→ドミグラソースでき上がり。あとは、オージービーフのブロック肉を、適当に、大きめに、切り分け塩胡椒→強火で表面を焼き→ブラウンマッシュルームやブーケガルニ等と一緒にドミグラソースで、ひたすら煮込むだけ・・・煮込む時に、ビターチョコレートをひとかけら、隠し味にいれると、味に奥行きがでるらしい?(←「チューボー・・・」では、ここがミソだった)。

 これまでは、普通にタマネギ、セロリひたすら炒めて、ワイン足してひたすら煮込むだけでしたが、今回のようにそれをミキシング→シノアで漉す、っていうのは初めてやってみました。そしたら、できがりは、香味野菜の旨みがソースに反映されて、スン晴らしく美味しくできました!

 付け合わせのニンジン、大根はコンソメに若干の砂糖を加えて煮付けたもの。ミネストローネスープは、先週の作り置き、ペペロチーノは手慣れたものでササッとこさえる(隠し味にアンチョビペースト加える)。


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